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令和3年予算特別委員会(付託案件部分) 名簿 開催日:2021年03月16日
令和3年予算特別委員会(付託案件部分) 本文 開催日:2021年03月16日

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  1. 三豊市議会 2021-03-16
    令和3年予算特別委員会(付託案件部分) 本文 開催日:2021年03月16日


    取得元: 三豊市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    2021年03月16日:令和3年予算特別委員会(付託案件部分) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  審査の経過               〔午後 1時30分 開会〕             ──────────────── ◯水本委員長 ただいまから予算特別委員会を開催いたします。  本日の審査は、建設経済部及び農業委員会事務局の関係議案について行います。  なお、説明は各課長補佐が中心となって行う予定となっておりますので、あらかじめお知らせしておきます。  これより、建設経済部及び農業委員会事務局に関係する議案第15号、令和3年度三豊市一般会計予算中の関係部分について審査を行います。農業委員会事務局、農林水産課及び土地改良課の説明が終わった時点で質疑を行うことといたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  正田建設経済部長◯正田建設経済部長 それでは、農業委員会事務局及び建設経済部所管の令和3年度三豊市一般会計予算及び建設港湾課所管の令和3年度港湾整備事業特別会計予算について御説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  令和3年度の人件費を除いた一般会計及び特別会計予算ですが、建設経済部5課及び農業委員会事務局全体として、予算総額36億5,700万余りで、前年度に対し1億1,000万余り、約3%の減となっております。  主な要因といたしましては、建築住宅課仁尾浜地区解体周辺整備工事の終了、また建設港湾課港整備交付金事業を活用した粟島第1号浮き桟橋及び志々島本村漁港第1号浮き桟橋更新工事などの完了、土地改良課ため池ハザードマップ緊急支援事業の完了が減額の要因として挙げられます。  また、農林水産課と都市整備課では前年度より増額となっており、農林水産課の主なものとしては山本町農村環境改善センター防水工事、林道維持管理と林道橋の長寿命化工事等が挙げられます。課全体といたしましては2,100万余りの増となっております。都市整備課では、都市計画基盤地図情報のデータ更新業務など3,900万余りの増となっております。  また、主な主要事業ですが、ソフト事業として、農林水産課では畜産業一般管理事業で専門家を招聘し、鳥インフルエンザ対策立案に係る原因究明を行うなど、鳥インフルエンザでの影響を受けた事業者への支援を行います。都市整備課では、都市計画区域の再編、都市計画マスタープランと立地適正化計画の公表後、市役所本庁舎及び詫間庁舎周辺の整備計画を進めてまいります。  それでは、農業委員会事務局長及び建設経済部5課の課長より順次説明させていただきますので、御審査のほど、よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 それでは、片桐農業委員会事務局長◯片桐農業委員会事務局長 農業委員会の片桐でございます。  令和3年度の農業委員会所管の予算額については6事業、歳出合計3,205万1,000円を計上させていただいており、前年度当初予算から283万4,000円、率にして8.1%の減となっております。  それでは、詳細については磯崎事務局次長から御説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 磯崎農業委員会事務局次長
    ◯磯崎農業委員会事務局次長 それでは、予算案の概要に沿って、農業委員会分の説明をさせていただきます。  それでは、タブレットの予算の概要85ページを御覧ください。  まず、農業委員会費の農業委員等報酬については予算額1,797万6,000円でございます。財源内訳は全て一般財源でございます。内容については、農業委員会定例総会における法令業務の審議や農業者からの相談、農地の集積活動などに対する農業委員24名及び農地利用最適化推進委員68名における報酬でございます。  次に、2段目ですが、農業委員会総務費につきましては予算額721万4,000円でございます。財源内訳については、特定財源が雑入40万円で、残りについては一般財源でございます。  内容につきましては、農業委員会の運営において農業活性化のための活動に要する事務経費です。主なものといたしましては、旅費が159万1,000円で、内容については、委員としての研さんを積み、資質の向上を図ることを目的に県外視察研修を行うための経費です。新型コロナウイルス感染の状況により視察が難しくなった場合には、ビデオ会議システム等を利用し研修を行うよう、状況に応じて対応してまいりたいと思います。次に、委託料が121万8,000円で、内容については農地地図システム農家情報公開システムなどのシステムの修正、保守に要する経費です。また、負担金については232万9,000円で、内容については一般社団法人香川県農業会議への拠出金等でございます。  最下段ですが、農地中間管理事業につきましては予算額140万6,000円でございます。財源内訳については、特定財源が雑入32万3,000円で、残りは一般財源でございます。内容については公益財団法人香川県農地機構設置に伴う一般経費です。主なものといたしましては、農地集積専門員2名分の関係負担金で100万円です。  続きまして、予算案の概要の86ページを御覧ください。  1段目ですが、機構集積支援事業につきましては予算額259万5,000円でございます。財源内訳については、特定財源が県補助金259万5,000円です。内容については、公益財団法人香川県農地機構への農地の集積、集約化を促進するための経費でございます。主なものといたしまして委託料174万9,000円です。内容については、市内の荒廃している農地の情報を地図に落とし込み、農地の集積、集約化の参考にするための業務です。  次に、2段目ですが、農地利用最適化事業につきましては予算額276万円でございます。財源内訳については、特定財源が県補助金276万円で、全て特定財源でございます。内容については、報償費として農地利用の最適化、農業の担い手への農地集積、集約化、遊休農地の発生防止・解消、新規参入の促進などを推進するために要する経費でございます。  以上、農業委員会所管の新年度予算の概要についての説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 続きまして、大西農林水産課長◯大西農林水産課長 農林水産課の大西でございます。  農林水産課では、令和3年度予算といたしまして、30事業で4億4,145万円の予算をお願いするものでございます。前年度当初予算と比較いたしまして2,079万8,000円の増額で、率にいたしまして4.9%の増となってございます。  主な事業といたしましては、中山間地域等直接支払事業に8,104万円、農業振興関係単独県費補助事業に7,634万4,000円、有害鳥獣対策事業に4,860万6,000円を予定してございます。詳細につきましては高木課長補佐から説明させます。よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 高木農林水産課長補佐◯高木農林水産課長補佐 それでは、農林水産課の予算について説明させていただきます。着座にて失礼いたします。  予算書では158ページから171ページに掲載しております。  まず初めに重点施策について御説明申し上げます。説明は予算案の概要書に沿って説明いたします。  概要書の87ページ、最下段をお願いします。農業振興一般管理事業、予算額523万8,000円。特定財源として、ふるさと三豊応援基金及び雑入203万7,000円がございます。主なものは、委託料として、引き続き日本薬用機能性植物推進機構などと連携し、薬用作物の栽培指導等委託料として260万円を計上しております。また、笠田高等学校と連携協力し、薬用作物や地域農産物等の普及推進と人材育成を進めます。その他団体への補助金として110万円を計上しております。  次に、88ページの上から2段目をお願いします。農業経営基盤強化促進事業、予算額668万4,000円。特定財源としてふるさと三豊応援基金及び雑入460万6,000円がございます。農業関係機関と組織する担い手育成総合支援協議会による事業展開を積極的に進めてまいります。また、地域農産物付加価値づくり事業では、令和3年度は特に販路拡大を進めてまいります。その経費に委託料として450万円を、また負担金として180万円を計上しております。  次に、89ページの中段をお願いします。有害鳥獣対策事業、予算額4,860万6,000円。特定財源として国・県補助金1,770万8,000円がございます。有害鳥獣対策事業は農作物の被害軽減に向けた取組でありまして、その中でも特にイノシシの駆除対策が主なものとなっています。補助金4,429万5,000円は、今までの対策メニューを継続しての予算として、捕獲奨励金、防護柵設置が主なものですが、罠具等購入、また狩猟免許取得に対しての補助も予定しています。なお、今回、三豊市鳥獣被害対策実施隊員の方の負担軽減を図るため、捕獲奨励金を1万円から1万5,000円に増額する予定としています。  次に、90ページ最上段をお願いします。農業振興対策基金事業、予算額1,967万円。市の基幹産業である農業の振興を図るため、生産基盤の充実を図り、強い農業体質を育成することを目的にするとともに、スマート農業や薬用作物などの取組を支援することとしています。また、集落で取り組む地域ぐるみの鳥獣被害防止対策等への支援により、耕作放棄地の発生抑制を図ります。スマート農業の推進については、担い手等が導入するICTやAIなどを用いた機械施設を導入する場合などの支援、薬用作物振興については薬用作物の栽培に向けた取組及び栽培に必要となる機械施設の支援に要する補助金を計上しております。  次に、91ページをお願いします。上から2段目をお願いします。荒廃農地等利活用促進事業、予算額948万5,000円。特定財源として県補助金632万3,000円がございます。この事業は、耕作放棄された農地で、農業委員会が毎年実施している農地パトロールにより荒廃農地と判定された土地を担い手が一定期間借り受けて耕作し、荒廃農地を解消して活用していくものです。今までに71件、約26ヘクタールの荒廃農地の解消を行っております。  次に、その下段をお願いします。地域おこし協力隊事業、予算額433万6,000円。地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらう制度で、農業に特化した活動を展開してまいります。活動経費については上限つきで特別交付税が交付されます。予算は地域おこし協力隊員1名分の報酬や活動費などを計上しております。  少し飛ばして、98ページ最下段をお願いします。三豊市漁業振興基金事業、予算額345万円。漁業の振興を図るため、当基金を原資として、漁業経営基盤の確立に対し支援を行うものです。令和3年度においては、1か所の漁協において漁船用燃油補給施設の更新並びにその他施設の修繕が予定されており、その経費の一部を補助金として計上しております。  続きまして、その他の事業について御説明申し上げます。  86ページ最下段をお願いします。農業総務一般管理事業、予算額439万2,000円です。職員の時間外勤務手当、公用車の維持管理経費と、負担金として香川県農業共済組合、香川県茶業振興協議会など、187万8,000円を計上しております。  続いて、87ページの2段目をお願いします。農村環境改善センター管理運営事業(山本)、予算額3,124万7,000円。特定財源として使用料等26万9,000円がございます。これは山本町農村環境改善センターの施設管理に係る経費です。今回は防水改修工事費2,922万7,000円を計上しています。築33年が経過し、老朽化のため雨漏りが発生し、地域の避難場所でもありますので、令和3年度で防水対策工事を予定しています。  次に、88ページ最下段をお願いします。中山間地域等直接支払事業、予算額8,104万円。特定財源として、国・県補助金5,934万5,000円がございます。国・県の交付金事業で、協定集落内の適正な農地保全と参加農用地の増に努めますとともに、集落で行う保全活動等の共同取組を推進してまいります。主なものは、補助金として7,904万9,000円、データの修正業務等委託料として199万1,000円を計上しています。  次に、89ページ最上段をお願いします。農業振興関係単独県費補助事業、予算額7,635万4,000円。特定財源として県補助金5,496万3,000円がございます。農業生産条件等の整備のための県補助事業で、機械施設の整備が主な内容です。補助率2分の1に満たない場合は、2分の1となるよう市の上乗せ補助を行っています。主な事業は、認定新規就農者が実施する機械施設の整備として新規就農者サポート事業11件、2,644万7,000円、米麦等の土地利用型作物の栽培機械施設の整備として生産力向上農業機械等整備事業に5件、2,117万8,000円、JAの生産者部会等が実施する施設の整備としまして、かがわ園芸産地活性化基盤整備事業2件、1,745万4,000円などです。  続きまして、90ページ、下から2段目をお願いします。経営所得安定対策等推進事業、予算額1,036万9,000円。国の進める事業で、全額が国・県の補助金となっています。農業団体や農家代表者等の参加を得て、三豊市地域農業再生協議会を開催し、経営所得安定対策制度の実施や野菜等の作付品目の確認等を実施します。これらの事務経費として、三豊市地域農業再生協議会への補助金支出を予定しております。  続いて、そのページの最下段をお願いします。環境保全型農業直接支援対策交付金事業、予算額120万円。特定財源として国・県補助金90万円がございます。GAPの取組を実施する農業者等が行います環境に優しい農業として、有機農業の取組や化学肥料及び農薬の5割低減と堆肥施用の取組等を支援するものです。  続いて、91ページの最上段をお願いします。人・農地プラン関連事業、予算額4,276万4,000円。特定財源として、国・県補助金4,255万円がございます。地域の担い手を支援するため、農業次世代人材投資事業交付金3,225万円を新規就農者への資金援助として交付します。また、農地中間管理機構と連携した事業で、農地の貸借に対しての補助金として、農地集積支援補助金1,030万円を計上しております。  続いて、そのページの最下段をお願いします。畜産業一般管理事業、予算額3,304万7,000円。昨年の高病原性鳥インフルエンザの発生により影響を受けた市内に農場を有する養鶏事業者を対象に、事業の継続を応援するための給付金として3,000万円、また県外から専門家をお招きし、今後の発生防止対策に向けた取組を行うための旅費、委託料として64万9,000円を計上しています。  続きまして、96ページ最下段をお願いします。林道維持管理事業、予算額3,814万2,000円。特定財源として県補助金1,535万1,000円がございます。基幹的林道等の五郷財田線・琴南財田線、豊中七宝山線の管理費用や工事に伴う委託料としまして、2,284万9,000円を計上しております。また、県の補助を活用しての林道橋長寿命化対策工事に1,458万8,000円を計上しております。  続きまして、97ページの上から3段目をお願いします。森林経営管理基金管理事業、予算額908万1,000円です。これは、基金条例に基づきまして、国からの森林環境譲与税と基金利子を積み立てるものです。  続きまして、98ページ、上から2段目をお願いします。水産振興事業、予算額521万3,000円。稚魚放流事業を実施し、資源の確保を図ることにより、水産物の安定供給や水産業の発展を推進するものです。主に放流用の稚魚の経費として、原材料費479万5,000円を計上しています。  以上が農林水産課の令和3年度予算案となります。 ◯水本委員長 真鍋土地改良課長◯真鍋土地改良課長 それでは失礼いたします。土地改良課の真鍋でございます。  令和3年度土地改良課所管の予算額は11事業、歳出合計7億2,722万5,000円を計上させていただいており、対前年度比マイナス6,040万9,000円、8.3%の減額予算となっております。  主な事業といたしましては、地域協働で行う多面的機能を支える活動や、地域資源の質的向上を図る活動の支援として実施する多面的機能支払事業2億1,220万6,000円で、令和3年度の重点事業になっております。  なお、詳細につきましては島田課長補佐から、予算案の概要に沿って説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 島田土地改良課長補佐◯島田土地改良課長補佐 予算案の概要に沿って、土地改良課分を説明いたします。着座にて失礼いたします。  最初に、令和3年度の重点施策になっています市単独補助土地改良事業と、多面的機能支払事業の説明をいたします。  最初に、概要書の93ページ、2段目を御覧ください。  市単独補助土地改良事業です。この事業は、国・県の補助対象とならない小規模な土地改良事業に対し、事業費の補助または原材料等を支給することにより、農道、水路等、農業基盤の整備や農業生産力の増大を目的に行っております。予算額8,000万円で、財源内訳は全て一般財源です。内訳としましては、重機借上料2,000万円、原材料費4,500万円、市単独補助金1,500万円となっております。原材料費等支給事業では、1か所当たりの限度額が重機借上料として15万円、原材料費として30万円となります。市単独補助事業につきましては、事業費上限額が120万円、補助率は65%から70%です。  次に、概要書93ページの最下段を御覧ください。多面的機能支払事業です。この事業は、市内の活動組織が行う農地、水路等資源の管理、農村環境の向上に資する活動に対して助成する制度で、予算額2億1,220万6,000円です。財源内訳につきましては、一般財源が5,418万9,000円、特定財源として、国・県の補助金が1億5,801万7,000円です。事業費の負担割合は国50%、県25%、市25%となっています。内訳としまして、委託料として、香川県土地改良事業団体連合会に活動確認業務や帳票作成指導業務などで410万2,000円、活動組織への交付金として2億802万4,000円です。その内訳として、農地維持支払に54組織、7,131万8,000円、資源向上支払として48組織に4,104万8,000円、施設の長寿命化として41組織に9,565万8,000円、これが組織への交付金であります。  次に、その他の事業について説明いたします。概要書92ページを御覧ください。  農地総務費です。土地改良課の庶務一般経費に係るもので、予算額2,137万1,000円で、財源は全て一般財源です。職員手当等345万円、財田川沿岸防災協議会負担金合同事務所補助金などの1,146万5,000円が主なものです。  2段目は農道維持管理費です。予算額7,267万5,000円で、財源内訳は一般財源4,797万3,000円、特定財源としては農業基盤整備事業債等で2,470万2,000円です。主なものは、農道橋の橋梁点検業務、大規模農道の路面調査等業務の委託料として2,804万1,000円、市管理農道の維持修繕工事や除草工事等で4,414万7,000円です。  3段目が土地改良施設維持管理費です。予算額1,621万円で、財源は全て一般財源です。農地を水害から守るための水門、排水機場など、12か所の維持管理に係る経費です。主なものとして、光熱水費等1,048万3,000円、施設管理委託料541万2,000円が主なものです。  4段目、農村公園管理費です。市内17か所の農村公園の維持管理に係るもので、予算額251万5,000円、全て一般財源です。施設管理委託料の145万3,000円が主なものです。  93ページを御覧ください。上段、香川用水事業で予算額4,670万3,000円です。財源内訳は一般財源4,601万2,000円、特定財源としては雑入の69万1,000円です。香川用水土地改良区経常賦課金等の香川用水に関する負担金が主なものです。  次に3段目、単県土地改良事業です。予算額1億2,205万9,000円で、財源内訳は一般財源6,802万円、特定財源としては県補助金、地元分担金の5,403万9,000円です。市あるいは土地改良区が事業主体となり土地改良事業を行うもので、委託料として712万5,000円、工事請負費8,047万5,000円、改良区に対しての補助金3,445万9,000円です。事業費の負担割合は、県50%、市33%、地元17%となっています。  94ページを御覧ください。  まず、団体営土地改良施設維持管理適正化事業です。水門、排水機場等、整備補修に対して助成する制度で、予算額400万8,000円、全て一般財源です。主なものは、排水機場に係る整備補修事業への拠出金です。  次に2段目、団体営土地改良事業です。農業生産基盤の整備を行うもので、予算額1,029万5,000円、財源内訳は一般財源602万5,000円、特定財源としては国・県補助金と地元分担金の427万円です。主なものとして、委託料510万円、補助金519万5,000円です。  3段目、県営ため池等整備事業です。予算額8,369万円で、財源内訳は一般財源365万5,000円、特定財源としては地元分担金と市債の8,003万5,000円です。県が施工する老朽ため池の改修工事、耐震化補強工事に係る事業費の負担金です。  最下段、県営中山間地域総合整備事業です。予算額1,535万1,000円で、財源内訳は一般財源1,282万2,000円、特定財源としては地元分担金の252万9,000円です。中山間地域において県が施工する農業生産基盤と生活環境基盤の整備工事に係る負担金です。  95ページを御覧ください。県営広域営農西讃団地農道整備事業です。予算額633万4,000円で、全て一般財源です。県が施工する財田町から山本町工区における広域農道整備工事に係る負担金です。  2段目、小規模ため池緊急防災対策事業です。予算額2,184万7,000円で、財源内訳は一般財源804万8,000円、特定財源としては県補助金と地元分担金の1,379万9,000円です。防災上危険な貯水量5万トン未満のため池を対象にした、災害の発生を防止するために行う改修工事費2,000万円が主なものです。  3段目、県営ほ場整備事業です。予算額1,196万1,000円で、財源内訳は一般財源1,020万1,000円、特定財源としては地元分担金の176万円です。県が施工するほ場整備事業に対する負担金です。  最後に、土地改良課関係分の事業実施箇所の一覧表を別添でつけております。御覧ください。  以上で土地改良課関係の予算説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 執行部の説明は終わりました。  ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。  17番 三木秀樹委員。 ◯三木委員 3点ばかり。91ページ、耕作放棄地の解消をしてもらえるということで900万レベルの事業費が、予算があるんですけども、71件で26ヘクタールを解消したという報告があったんですけど、1件について幾らのお金が出るんかというのを教えてほしいんですけどね、これ。  それともう一つ上、その上、人・農地プランのところ、農業次世代人材投資事業交付金、22名に3,200万出とるんですけど、これ、1人当たり幾ら出るんですかと、この報告がなかったので聞きたいと思います。  それと89ページ、例えば一番上、農業振興関係単独県費事業、3)の新規就労サポート事業というのは毎年、例えばこれやったら5件ですか、5件あって2,600万、5番目のかがわ園芸云々かんぬんは2件あって1,700万と聞きましたけど、これは毎年こうした継続事業にお金を出してるということですか。そこがよく分からんので、1件につき何ぼ出してるかも教えてほしいなと。  例えば新規サポート5件で2,600万、5番目のミカンですと2件で1,700万は、毎年これを継続で出してるのか、それともこの1年で終わるのか、その額も1件につき何ぼになるのか、簡潔にお願いします。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  大西農林水産課長◯大西農林水産課長 それでは、三木委員の御質問にお答え申し上げます。  まず、荒廃農地等利活用促進事業でございます。こちら、今までで、平成22年から昨年まで、71件、25ヘクタールの解消を行ってまいりました。当初は一反当たり10万というような形での取組でございましたが、近年いろんな取組条件が変わってきまして、1地区当たり200万円を上限といたしまして、それぞれのほ地に対して解消するやり方、抜根とかいろんな形がありますが、それによった経費を見てくれるということで、上限200万円までが対象事業費となってございます。  それと、続きましてその上、人・農地プラン関連事業でございます。その中の農業次世代人材投資事業の交付金、22名、3,225万円の交付でございます。22名に対して、こちらは年間150万円を交付ということでございます。それで、これは5年間継続でもらえるということでございまして、その中で所得が上がってきた場合にはまた減額ということもございます。そういうことで、予算といたしましては22名、3,225万円を計上させていただいております。  それと、続きまして、89ページの農業振興関係単独県費補助事業のところでございます。こちら、8事業ほどメニューがございますけども、これは、例えば今御質問ありました3番目の新規就農者サポート事業、この事業につきましては、毎年継続じゃなくて、毎年、年々の事業ということでございます。  それで、1件当たりそれぞれの事業は幾らかということでございますが、その横に補助率3分の1とか、30%、また2分の1というふうになってございまして、それぞれの事業において、県のほうで採択を受けた分に対しての補助率が2分の1、3分の1ということになってございます。  以上です。よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。  17番 三木秀樹委員。 ◯三木委員 91ページの荒廃の、ちょっと詳しく教えて。上から2番目です。1反当たり10万円言よったのが、今200万円限度で云々かんぬんいうて、よう分からんけど、この補助金は、先ほどの説明の71件って何の案件なんですか。71件で26ヘクタール解消というのは何の話ですか。説明の内容とこの額の話と、今の説明じゃ意味分からんのですけど、理解できるように報告。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  大西農林水産課長◯大西農林水産課長 これは71件で25ヘクタールということでございますが、平成22年度からこの事業に取り組んでまいりました。その中で、取組方で、例えば10アールごとに取り組むとか、5アールとか、いろいろございますが、いろいろな取組の中で25ヘクタールを解消してきておるという状況でございます。  それで近年、補助事業といたしまして、国の補助事業がなくなりまして、県のほうと市、それと基金事業のほうで対応してございますが、最近になりまして、その要件といたしまして、1地区200万円を上限ということで事業を実施してございます。ですから取組面積、また解消作業の内容によりまして、それぞれ金額が変わってきます。  そういうことで、一律幾らという話ではございませんが、それぞれの作業内容によって金額が変わってくるということで御理解いただけたらと思います。お願いいたします。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。  4番 田中達也委員。 ◯田中委員 89ページの有害鳥獣対策事業です。捕獲奨励金を増額予定という説明がありました。昨年の分と比べますと、確かに補助金部分は増えているので、それなんだろうなと思っていますが、その補助金額に関しては7,000円、2,500円と書いていますので、1頭当たり9,500円補助をされるんでしょうかね。それ以外の部分に関しては市の単独で負担するというような理解でいいのかどうかということと、昨年の有害鳥獣対策事業から見ると、補助金、その他事務費というのは増えているんですけど、報償費、委託費というのは減っているので、この辺りをどういう感覚で見ればいいのか教えてください。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  大西農林水産課長◯大西農林水産課長 それでは、田中委員の御質問にお答え申し上げます。  有害鳥獣対策事業でございます。捕獲奨励金につきましては国、県のほうでそれぞれ、例えばイノシシでしたら成獣、幼獣に対して補助率が違いますけども、そういうことで、国、県と市ということで捕獲奨励金を出しているというところでございます。  それと報償費のほうでございますが、こちらは小動物、タヌキとかアライグマ、カラスとか、そういう捕獲に対してを報償費で出しているというところでございます。  委託料が前年対比で減っているというところでございますが、こちらは前年までは詫間の香川高専と連携というか、委託事業を行っておりまして、捕獲器の試作品をお願いしたということの経緯で、その事業は終わったということで、今年度減額ということでございます。  その他の事務費といたしましては、捕獲おりを予定しておりますが、捕獲おりの移動とか、また研修費、現地での研修、そういうことにもお願いするというようなこと、そういう経費も含めまして230万ということで御理解いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。
     4番 田中達也委員。 ◯田中委員 捕獲奨励金で確認したかったのは、昨年度予算ですと成獣100分の85とかいう説明になっているんですよね。今回だと国7,000円、県2,500円となっているわけですけども、先ほどの説明で1万円から1万5,000円に増額予定ですよという説明をされたと思うんですが、それによって市自体の負担がどのぐらい増えるのかなというのを確認したかったんです。お願いします。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  大西農林水産課長◯大西農林水産課長 改めて説明申し上げます。昨年度までは、先ほど言いましたイノシシの成獣の場合でしたら、国が7,000円、県が1,500円、市が1,500円ということで、1万円の交付をしてございました。それを今回改めた場合でございますが、国のほうが7,000円、県が2,500円、市が5,500円という負担割合になるということでございます。よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。  20番 詫間政司委員。 ◯詫間委員 ここで説明をしていただいている課長さん方は次年度から農政部の各課になるんだろうということを前提にお聞きしたいんですが、これはひょっとしたら部長に聞いたほうがいいのかもしれませんけれども、施政方針で農政部を設置するということですが、その政策目標に対して具体的に事業の予算がどのように組み込まれているのか、それをお聞きしたいと思います。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  正田建設経済部長◯正田建設経済部長 それでは、詫間委員の御質問にお答えいたします。  来年度から農政部という形になっておりますが、今のところ特別な事業というか、そのままの事業を引継ぎさせていただいて、事業を充実させるということで、内容を充実させるということで考えております。  以上です。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。  20番 詫間政司委員。 ◯詫間委員 内容は当然充実していくのが当たり前なんですけども、農業政策というのはよく国とか県の補助金とか委託金とか、そういうものをベースにしてやっている事業が多いと思うんですよね。そういうものが市長肝煎りの農政部になって直ちに稼働できるのかというところが非常に心配なので、予算的な裏づけ、それが今回の説明の中にあったのかどうなのか、それを確認したいということです。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  正田建設経済部長◯正田建設経済部長 それでは、詫間委員の御質問にお答えいたします。  先ほどの質問でちょっと説明が足りませんで、申し訳ありませんでした。農政部になったということで、一番私たちが大事に思っているのが、県、国との関わりというものを大事に思っております。そういう関わりの中でどんどんどんどん接していって、いろんな情報収集をして、その中で新しい補助金並びにまたいろいろ市から御無理を申し上げるところもあると思いますが、その辺り、接する中でまた新しい情報を収集してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。  9番 込山文吉委員。 ◯込山委員 2点ほどお聞きいたします。1点は87ページ、農村環境改善センターの管理運営事業で、山本町農村環境改善センターの防水工事、改修工事を来年度予定されるというふうに説明を頂きました。今年度、多目的ホールの内壁改修工事、その他工事を予定されていて、鳥インフルの関係で延びていて、どうなっているのか分からないんですが、とにかく今年度、そういう工事をやっていたということでありますので、工事を今年度やっていて、また来年度予定されている、これは一括でできなかったのかという質問をさせていただきたいと思いますので、答弁をお願いします。  それからもう一点が、92ページの農村公園管理費のところでお聞きするんですが、農村公園、17か所が三豊市にはあるというふうに説明いただいておるんですが、17か所の農村公園の現状がどうなっているのかというよりも、農村公園の役割というのはどのように取られて、どのように管理していこうと考えられているのかお聞きしたいと思います。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  大西農林水産課長◯大西農林水産課長 それでは、込山委員の御質問にお答え申し上げます。  山本町の農村環境改善センターでございます。今年度、内壁の工事をさせていただいております。併せて排煙窓の工事、これは昨年度の検査の中で指摘があったということで、併せて内部を行っております。そういうことで実施してまいりました。  それと屋根の工事がまた来年ということでございますけども、今年、鳥インフル関係で体育館の中を使用してございましたが、そのときに雨漏り等が発見され、確認したら急遽工事が必要というようなことでございましたので、2年続くような形になりますが、また工事のほうをさせていただけたらというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 続いて、真鍋土地改良課長◯真鍋土地改良課長 込山委員からの御質問についてお答えいたします。  農村公園の管理の考え方ということでございます。先ほど申しましたように、市内には17か所の農村公園がございますが、これは旧町時代に農村公園が造られまして、合併後は今のところございません。その中で、それぞれ管理委託につきましても、外部委託のもございますし、直営のもございます。それから遊具等も、遊具でいいますと10か所ほど、それからトイレ等につきましては11か所と、それぞれ事業をする補助によりまして、それぞれが農村公園ということで、地域の公園という考えで出来上がっております。  そういうことで今、管理の考え方としましては、直営部分につきましては市が管理いたしますし、外部委託になっておりますところについては管理委託契約とかを結んでおりますので、そちらでやっていただくという形をそのまま継続している状況です。  以上です。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。  9番 込山文吉委員。 ◯込山委員 ありがとうございます。環境センターの改修工事については、今年度工事するに当たっての設計の段階で、そういったことを発見できなかったというよりも調査しなかったのかということですよね。2年連続するというのはやっぱりちょっと違和感がありますよね。1回でやっておけば多少高くなっても1回で終わるはずなのに、最初から2か年で大改修するなら分かりますよ。そうじゃなくて、1か所終わる前に次の工事をしなきゃいけなくなるということは、これはやっぱり調査不足でしょう。だから、やっぱりちょっと何でと思いますよね、この予算。  それから農村公園については、管理云々というのは今までも持っていたから、別におっしゃるとおりなんでしょうけども、やっぱり17か所を必要なのかどうか、今後どういうふうな形で農村公園を維持していくのかというよりも、三豊市にとって農村公園というのはどんな役目を持っているのかというところまで、この際考えていく必要があるんじゃないかというふうに思うんですよ。  農村公園の定義というのを調べると、実は曖昧なんですね。したがって、三豊市がどのような形で農村公園を維持していくのかというのは定期的に持っていないと、結局あるからずっと維持せないかんのかというふうになるんじゃないかと思うんですよ。この辺、この機会に精査していただく必要があるんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  大西農林水産課長◯大西農林水産課長 込山委員の再質問にお答え申し上げます。  先ほど申しましたように、山本の改善センターにつきましては昨年度の検査がありまして、そのときに排煙窓の修繕ということを言われました。それを修繕するに当たって、ちょうど内壁の内側に操作用の関連備品が埋まっているということがありまして、それをするには今回併せて内壁部分も工事しようということで始まった経緯がございます。本来でしたら、委員がおっしゃるように全体を見た中での一括での修繕というのが適当だと思っておりますけども、今回はまず排煙窓の修繕というところしか着眼できてなかったということで2回の工事になりましたが、御理解いただけたらと思います。 ◯水本委員長 真鍋土地改良課長◯真鍋土地改良課長 込山委員の質問についてお答えいたします。  農村公園の定義ということですが、先ほども申しましたように、特に細かいものはございませんで、都市公園等はございます。ただ、農村公園につきましては、先ほども申しましたように17か所ございます。ということで、出来上がった経緯、生い立ち等をまだ細かくこちらも理解しておりませんので、そこら辺、生い立ち等を確認しながら、それから、これから県とかにも確認をさせていただきまして、研究とかも検討させていただきたいと思います。  以上です。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。  1番 岩田秀樹委員。 ◯岩田委員 86ページ、農業総務一般管理事業というんでしょうか、その中で鳥インフルエンザの職員が定められたということが出されております。配置されるということでされていると思うんです。ページは関係ないんですけどね。関係ないんですけども、これは、具体的に聞きたいのは、鳥が今、養鶏業が、三豊市の市長は鳥インフルエンザで市がなくなるほどの影響があったというふうなことを多分言われたと思うんですよ。養鶏場が三豊市の中でどれぐらいの影響を、売上げとか、その何ぼぐらいを占めとるかということをお伺いできないでしょうか。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  大西農林水産課長◯大西農林水産課長 今、岩田委員がおっしゃっておりました農業総務一般管理事業、こちらにおきまして鳥インフル関係の予算は持ち合わせておりませんで、鳥インフル関係につきましては畜産事業のほうで取っておりますが、そちらのほうでも特別職員用の予算というのは取ってございません。そういうことでお願いいたします。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。  6番 石井勢三委員。 ◯石井委員 94ページの県営ため池等整備事業及び95ページの小規模ため池緊急防災対策事業なんですけれども、実際、これはため池の危険な部分の修復の工事だとは思うんですけども、三豊市においてこの分が一体どのぐらいあって、実際既にどのぐらいが改修工事が終わっているのか、この後、見込みがどのぐらいあるのかだけを教えてほしいなと。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  真鍋土地改良課長◯真鍋土地改良課長 先ほどの石井委員からの質問ですけれども、三豊市にはため池が2,903か所ございます。その中で整備ができておりますのが、ちょっと古い数字になりますけれども、平成30年度で559ということで19.3%、それ以降に地域ため池等の整備事業を実施しております。今やっている、計画等を入れておりますのが69ほどございますので、全体でいいますと見込みで21.6%になってこようと思います。  以上です。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。  6番 石井勢三委員。 ◯石井委員 それは大きいほうと小さいほうと、危険ため池のいろいろ全てを含めての数ですかね、今言った数はとにかく。小規模とか大規模とか県営のとか、あるとは思うんですけども、今の数はとにかく全ての数を含めての数ということですか。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  真鍋土地改良課長◯真鍋土地改良課長 石井委員の質問にお答えいたします。  この中で95ページにあります小規模ため池といいますのは、5,000トン未満のため池となっております。これはその中での整備という形ですけれども、先ほどの2,903というのは全体になります。  以上です。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。  10番 近藤 武委員。 ◯近藤委員 92ページの農道維持管理費について聞きます。委託料が昨年53万ですけど、今年度2,840万1,000円ですけど、その内容についてお聞かせください。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  真鍋土地改良課長◯真鍋土地改良課長 先ほどの質問についてですけれども、農道維持管理費の委託料2,840万1,000円、これにつきましては農道橋の橋梁点検ということで、広域農道の大規模農道、こちらに3橋ほどございます。その農道橋の橋梁の点検、それから、同じく西讃広域農道の路面調査ということで、路面の損傷度合い等を調査する事業でございまして、これも補助率、国が50%、県が25%という補助事業がございますので、こちらを事業として見ているということです。  以上です。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。  5番 丸戸研二委員。 ◯丸戸委員 少し長くなっとんで恐縮ですが、3点ばかり、3事業、確認をさせていただきたいと思います。  最初に90ページの一番上の農業振興対策基金事業。令和3年度の施政方針の中で、市長は薬用作物について約1ページ分ほど演説されたんですが、4)の薬用作物振興事業220万円、これはほかの目の中に予算が入られておるのかどうかよく分からないので、聞き漏らしとるとしたらお許しを願いたいと思うんですが、これほど市長が力を入れて、農政部まで起こして、薬用作物、それから健康というまちづくりのテーマにまで影響を与えておるというようなところを感じたんですが、具体的に何をどうするかというのがよく見えてこないということがありますので、取りあえず、長々と聞いてもしようがないので、この事業に専任で当たられる職員がおいでるのか、あるいは兼務みたいな形で何名かの方が365日取りあえず結果を求めて御活動されるのか、その辺を少し教えていただきたいのと、この220万円、主に事業でくくられていますので、ちょっとよく分からない。委託費とか何とかいうんじゃないので、少し説明を加えていただきたいと思うんですが。  次の91ページの一番下の段、畜産業一般管理事業です。昨年から今年にかけて鳥インフルエンザが出まして、既に相当御説明はいただいとんで、それは私も理解しておるつもりなんですが、予算審議なので、後へ残すためにも確認をしておきたいと思います。  約175万羽殺処分されて、今年はもう鳥が飼える時期が来ました。今年の秋にはまたやってきます。その中で対応講師招聘のために32万8,000円計上されていますけども、この講師はどういう専門分野の講師の方で、どういう知見を我々はこの32万8,000円で、旅費ですけど、求めておるのか、御説明いただきたいと思います。  それから、その下の委託料、鳥インフルエンザ対応委託費等32万1,000円、これはどこの機関に、どういう目的を持って、いかほどで何を委託するのかよく分かりませんので、改めて御説明を願いたいと思います。  それから、4)の補助金です。鳥インフルエンザの関係補助金、これについて3,000万計上されていますけれども、本当にこの産業の方は大きな障害を受けたと思うんですけども、この補助金、どういう補助金なのかよく分かりませんから、国のほうから補償はされたので、それとは別の何かのハードに対する補助金ということだろうなと思うんですけれども、どういう要件の補助金なのか、この補助金3,000万を交付することによってこの業界がどう立ち直れるのか、それをどう見ておるのか触れていただきたいと思います。  それから、少し今出ましたけど、95ページの2段目の小規模ため池緊急防災対策事業、これは今、課長から御説明いただいたところ、まだまだ事業は進捗途上にあるというような説明を聞いたんですが、保全型で、地元10%負担の保全型が1地区ということなんですが、これはどういうことなんでしょうか。たくさん手が挙がっとんだけども、補助金が用意できないので1地区に絞ってお願いをしておるということなんでしょうか。広く門を開けたけども1地区しか手が挙がってこなんだということなんでしょうか。確認をさせていただきたいと思います。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  大西農林水産課長◯大西農林水産課長 それでは、丸戸委員の御質問にお答え申し上げます。  まず一つ目でございますが、基金事業の中で薬用作物振興事業、こちら、220万予算化しているということでございます。こちらにつきましては、薬用作物の栽培とか、そういう生産に関わります必要な機械の導入とか、そういうのに対しての補助ということで、基金事業でそういう事業が起こってきた場合の対応として220万を準備しているということでございます。  それで薬用作物関連の職員でございますが、今現在、地域おこし協力隊で来ていただいている方1名に専任で関わっていただいております。また、併せて農林水産課職員2名ほどが兼務で、一緒に現場を確認しながら関わってございます。  続きまして、畜産業一般管理事業の中の旅費、委託料の件でございます。こちらにつきましては、今回市内で発生した鳥インフルエンザ、短期間で集中、また12事例ということで、短期間、それと集中したエリアで発生したということでございまして、この特異な事例の原因を究明させ、二度と今回のような鳥インフルエンザを発生させないための原因究明を行いたいということでございます。そのための旅費と委託料でございまして、今回招聘を考えてございますのは、高病原性鳥インフルエンザ感染の効果的な制御技術を目指して研究されております専門の大学の先生を予定してございます。  それと、補助金3,000万でございますが、こちらにつきましても、今回の発生農場が18農場ございます。それと移動制限を受けた39農場、また搬出制限を受けた30農場、計87農場に対しまして事業の継続、また鶏舎の修繕とか再開までの人件費、施設整備など、使いやすい給付金として発生農場に50万円、移動制限、また搬出制限を受けたところには30万を今の段階で交付したいと考えてございます。  しかし、県が今、各農場の損失額につきましてはまとめている最中でございまして、移動制限、搬出制限の影響の違いというのも検証しながら県の集計状況を確認して、額の変更も今後あるかと思いますけども、予算の範囲の中で対応してまいりたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 真鍋土地改良課長◯真鍋土地改良課長 丸戸委員からの御質問でございますけれども、小規模ため池の緊急防災対策事業、こちらで、保全型(改修)につきましては1地区、新年度予算として上げております。これは山本町の小野池というところでございまして、以前から要望はございましたが、地元調整ができなくて上げてございます。防災型は廃止ということであります。  保全型といいますのは、堤体とか洪水吐、貯水施設の改修が事業の内容になっております。防災型につきましては堤体の開削、余水吐の切り落とし、接続水路の設置等がございます。どちらもですけれども、これは小規模ため池保全協議会ということで県、それから市の財産管理部局、それから土地改良、それから地元等と協議を行いまして、以後の管理をどうするかとか、そういう事細かいことを調整して、決まった段階で事業が起こるという形の事業になってございます。  ということで来年度は山本、それからもう1地区の廃止型というのは三野のほうになりますけれども、2地区を予定しています。  以上です。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。  3番 湯口 新委員。
    ◯湯口委員 続きまして、92ページ、込山委員と重なるんですけど、農村公園管理費の中で、1番需用費の97万5,000円のうち施設修繕料に幾らぐらいの予算が充てられているのかと、どういった内容の予算なのか。  あと、2番の委託料は、これはどういうところにどれぐらいの配分がされているのかということで、リストで頂きたいんですけど、お願いいたします。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  真鍋土地改良課長◯真鍋土地改良課長 農村公園の、まず需用費の97万5,000円につきましては、主立ったものが施設修繕料で49万円を見ております。それで、そのうち公園の修繕等で、2地区が修繕ということで18万9,000円を見込んでおります。こちらは遊具の修繕になります。先ほど言いました施設修繕料のうち、そのうちの2公園で、18万9,000円は遊具の修繕になります。  それ以外に、委託料ですけれども、委託料の145万3,000円につきましては、遊具の保守点検で16万、それから施設の管理委託ということでそれぞれの管理委託料として72万、それから除草、浄化槽、樹木管理等を併せまして145万3,000円という形になっております。  以上です。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。  3番 湯口 新委員。 ◯湯口委員 管理委託で75万円、これは何か所になるんですか。1か所ずつ、何ぼずつと言ったら時間がかかると思うので、リストでもいいんですけれども。 ◯水本委員長 執行部の答弁を求めます。  真鍋土地改良課長◯真鍋土地改良課長 今、湯口委員の御質問ですけれども、外部委託していますのが8か所ございます。それ以外は直営という形になっております。よろしいでしょうか。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。  3番 湯口 新委員。 ◯湯口委員 リストで出していただけたら助かるんですけど、ここで1か所ずつ、何ぼずつと聞いたほうがいいですか。  8か所、今あるということで、そこに75万円、均等割ではないと思いますので、大体どこの公園にどれぐらいというのを、一つずつここで聞くというよりは、後でリストで出していただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ◯水本委員長 真鍋土地改良課長◯真鍋土地改良課長 8か所、72万円です。それで、そしたら一覧表をまた作らせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯水本委員長 ほかに質疑はありませんか。  2番 金子辰男委員。 ◯金子委員 せっかくの予算委員会ですのでお伺いしておきます。89ページ、有害鳥獣対策事業なんですが、捕獲奨励補助金、随分、少しでも上がると捕獲頭数が増えてくるということが予測されたりすると思います。この4,429万5,000円、防護柵設置も含まれておるというものの、どの程度のシビアな捕獲頭数、どのように割り出しているのかという考え方を聞きたいと思います。  それと同時に、今後ともいろんなことが予想されるわけですが、止め刺しとかいろんなことで従来の猟友会のルールが変わろうとするのかどうか、そこら辺も、それによって捕獲頭数が増えたり減ったりとか、そういうことも予想されます。捕獲頭数が増えるということは十分シビアに、重複しないように確認するとか、そういった部分も大切ではないかと思うので、そこら辺も含めて考え方、またやり方を確認させてください。  以上。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  大西農林水産課長◯大西農林水産課長 金子委員の御質問にお答え申し上げます。  有害鳥獣対策事業、そのうち補助金でございますが、こちらは4,429万5,000円を今回計上させていただいております。この中には先ほども説明いたしました有害鳥獣の捕獲奨励金、こういうのがございます。今回、捕獲奨励金、金額、単価を上げさせていただきましたが、過去3年間の捕獲頭数を参考に予算計上させていただいております。このほかに、あと防護柵とか、また免許の取得の補助とか、そういうのも含めて4,400万の予算を計上させていただいておりますので、御理解いただけたらと思います。  それと、有害鳥獣対策を行うに当たりましての止め刺し、これにつきましては、それぞれが責任を持ってやっていただくと。あとの片づけについても同様でございますが、これも過去、猟友会が母体となってございます。観音寺猟友会、また高瀬猟友会、そういう中で、三豊市となっての取決めの中で、旧町単位での活動ということで、そういうルールが出来上がっております。そういうことで、それぞれ自治体の中での組織としての動きでやっていただいておりますので、それをまた我々は支援していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯水本委員長 ほかに質疑もないようですので、農業委員会事務局、農林水産課及び土地改良課に関係する質疑を終わります。  暫時休憩といたします。再開は15時5分といたします。               〔午後 2時53分 休憩〕               〔午後 3時05分 再開〕 ◯水本委員長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  続いて、建設港湾課、都市整備課及び建築住宅課の説明を求めますが、3課の説明が終わった時点で質疑を行うことといたします。  それでは、執行部の説明を求めます。  菅野建設港湾課長。 ◯菅野建設港湾課長 建設港湾課の菅野でございます。  令和3年度の予算案額は前年度とほぼ同額の歳出合計22億2,934万8,000円を計上させていただいております。主要な事業ごとの内容と予算額、主な計上費目の案について、多田課長補佐から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 多田建設港湾課長補佐。 ◯多田建設港湾課長補佐 建設港湾課の多田でございます。  それでは、予算案の概要に沿って説明させていただきます。着座にて失礼いたします。  最初に、重点事業となる市道維持管理事業、市道舗装整備事業、市管理河川維持事業から説明させていただきます。  予算案の概要105ページ、上から2段目になります。事業名、市道維持管理事業。道路及び橋梁を良好な状態に保つため、計画的に修繕し、一般交通に支障を及ぼさないように努めるもので、予算額5億1,495万6,000円。主な支出は需用費、街路灯電気料金、施設設備修繕911万円、役務費、設計書・図面作成手数料など1,190万円、委託料、除草業務委託料、街路樹維持管理委託料、路面性状調査、工事測量などの建設関連委託料などで5,604万6,000円、使用料及び賃借料として重機などの借上料750万円、工事請負費、道路維持修繕工事、道路パトの小規模維持修繕工事など4億1,880万円、原材料費、地元施工の原材料、道路補修材等1,140万円です。  最下段になります。市道舗装整備事業、市道の路面舗装について、走行性、安全性などを確保するため、舗装工事を計画的に実施するもので、予算額2億60万円、特定財源は市債です。主なものは工事請負費、大麻山幹線ほか45路線の舗装工事2億円です。  107ページ、上から2段目になります。市管理河川維持事業。市管理河川及び施設等を良好な状態に保つよう維持修繕を行い、浸水被害の防止に努めるもので、予算額2億394万1,000円。主なものは需用費、水門排水機場の光熱水費、設備修繕料など875万8,000円、役務費、河川修繕に伴う設計書作成手数料など554万4,000円、委託料、水門排水機場施設管理委託料、汚泥処理業務、工事測量設計業務など2,139万1,000円、工事請負費、高瀬町の砂谷川ほか27の河川維持修繕工事1億6,810万円です。  24ページ、最上段になります。事業名、国土調査管理事業。国土調査の成果について適正な管理を行う事業で、予算額865万1,000円。主なものは委託料、地番データ修正業務委託料で259万6,000円、補助金、地図修正事業補助金交付要綱に伴う補助金として601万5,000円です。  その下、法定外公共物管理事業。特別法の規定を受けない水路、道路などの法定外公共物の管理を行う事業で、予算額374万円。委託料、境界確定、地図修正等に伴うシステムの修正と保守に対する業務委託料374万円です。  99ページ下段になります。漁港単独県費補助事業。県補助事業を活用し施設改修を行い、高潮などの被害から背後集落を防護し、安全安心のまちづくりを目指すもので、予算額3,240万円。特定財源は県補助金、市債です。主なものは役務費、大浜漁港護岸改良工事ほか3件の設計書作成手数料200万円、工事請負費、本村漁港陸閘設置工事ほか3件、3,040万円です。  105ページ、上から3段目になります。生活道整備費補助事業。地元自治会などが行う生活道や生活廃水路施設の整備や維持管理に対する補助金交付事業で、予算額650万円は補助金650万円を計上しています。  106ページ、最上段になります。事業名、道路橋りょう国庫補助事業。昨年度の社会資本総合整備交付金事業になります。国庫補助事業を活用し、市内道路網の基幹となる路線の新設及び拡幅工事等を行い、利用者の利便性、安全性の向上のため、橋梁点検、道路改良工事、橋梁補修工事などを行うもので、予算額5億4,420万円。特定財源は国庫補助金と市債です。主なものは役務費、土地鑑定手数料、設計書作成手数料など720万円、委託料、橋梁の点検業務、高速道路上に架かる鳶ヶ巣跨道橋事業委託など2億1,100万円、工事請負費、橋梁長寿命化点検に基づき、本山寺小橋ほか8橋工事、経面加嶺峠線道路改良工事など1億6,900万円、公有財産購入費、比地長谷線ほか2路線の用地購入費5,200万円、補償、補填及び賠償金では、用地購入に伴う物件補償費1億500万円です。  その下、単独県費補助事業。県費補助事業を活用し、市内の主要な路線の拡幅工事を行い、地域間の連絡性、通行者の安全性を向上させるもので、予算額3,950万円。特定財源は県補助金と市債です。主なものは、役務費、設計書・図面作成手数料120万円、工事請負費、山本町一の谷寺上線、高瀬町島田線の改良工事3,700万円です。  その下、市単独道路橋梁新設改良事業。前年度までに計上しました新設小学校周辺道路改良事業分も含んでいます。道路及び橋梁の改良工事等を行い、地域住民の利便性と安全性を向上させ、地域の活性化を図るもので、予算額4億4,941万4,000円。特定財源は市債です。主なものは、役務費、土地鑑定手数料、設計書・図面等作成手数料1,730万円、委託料、測量設計業務、物件調査費2,350万円、工事請負費、市道箱樋線ほか40路線改良工事2億7,900万円、公有財産購入費、山本町の谷中線など道路用地購入費2,010万円、負担金、県道整備における県施行建設事業の負担金8,201万4,000円、補償金、工事に伴う物件補償費2,750万円です。  107ページ、最上段になります。交通安全施設整備事業。通行の安全を図るため、転落防止柵、道路反射鏡などの交通安全施設を整備し、交通安全環境整備を行うもので、予算額2,000万円。主なものは、需用費、既存の交通安全施設の修繕料800万円、工事請負費、交通安全施設の新設整備に1,200万円です。  最下段になります。市管理河川改良事業。河川氾濫等を未然に防ぎ、流域住民の安心安全な生活の確保を図ることを目的とし河川改良を行うもので、予算額7,000万円。特定財源は市債です。主なものは、役務費、設計書・図面等作成手数料240万円、工事請負費、詫間町北浦川ほか3河川の改修工事6,760万円です。  108ページ、最上段になります。急傾斜地崩壊防止対策事業。急傾斜地崩壊危険区域内に居住する市民からの申請により、県費補助を活用し対策工事を実施するもので、予算額200万円。特定財源は県補助金、地元分担金です。支出は山本町南立石、砂子尻の工事を行うため、測量設計委託料200万円です。  109ページ、上から2段目になります。港湾単独県費補助事業。香川県と連携し、港湾施設の整備を計画的に行い、台風、高潮から港湾背後地を防災し、災害のないまちづくりを目指すもので、予算額8,981万7,000円。特定財源は県補助金と市債です。主なものは役務費、設計書・図面等作成手数料100万円、工事請負費、粟島西港、志々島港の護岸改良工事2,020万円、負担金、香川県施工工事負担金6,861万7,000円です。  最後になりますが、事業ごとの令和3年度実施予定箇所一覧表を資料として提出しております。  以上で建設港湾課所管の令和3年度一般会計予算案の説明といたします。御審議よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 続きまして、大平都市整備課長。 ◯大平都市整備課長 都市整備課の大平でございます。  それでは、令和3年度都市計画課所管の予算額につきましては、全3事業、歳出合計が7,444万円を計上させていただいております。前年度当初予算からは3,899万7,000円の増額、約2.1倍の増となっております。主な事業といたしましては、都市計画事業4,257万9,000円で、令和3年度重点事業となっております。  それでは、詳細につきましては真鍋課長補佐のほうから説明させますが、都市計画課所管事業に加えまして、次年度から建設港湾課のほうに所管替えとなります都市下水路事業のほうも併せて説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 真鍋都市整備課長補佐。 ◯真鍋都市整備課長補佐 都市整備課の真鍋でございます。よろしくお願いいたします。  令和3年度一般会計予算のうち、都市整備課が所管します予算につきまして、予算の概要書に沿って説明させていただきます。着座にて失礼いたします。  それでは、予算書の概要109ページを御覧ください。下段、土木費、都市計画費、都市計画総務費、事業名、都市計画事業ですが、議会事務事業評価対象事業となっておりまして、また、令和3年度の重点事業となっております。予算額4,257万9,000円で、財源内訳といたしましては、ふるさと財団助成金、各種手数料などの特定財源が700万5,000円、残りの3,557万4,000円が一般財源となっております。  事業の概要といたしましては、都市計画法に基づき設置された三豊市都市計画審議会の運営経費、令和3年5月31日に予定されています三豊都市計画区域の見直しに併せて実施します基盤地図情報のデータ更新業務、また、次年度より産業政策課から移管されます都市再生整備計画事業の前提となります詫間庁舎周辺及び本庁舎周辺の事業可能性調査業務の委託料となっております。  主な歳出といたしましては、基盤地図データの更新業務、整備計画可能性調査業務を合わせまして、4,112万8,000円の委託料を計上しております。  続きまして、予算の概要110ページを御覧ください。中段部分、土木費、都市計画費、都市公園管理費、都市公園管理事業でございます。予算額2,653万円で、一般財源が2,093万1,000円、基金繰入金、都市公園占用料など、特定財源が559万9,000円となっております。  事業の概要といたしましては、市が管理する都市公園の都市施設の管理運営を行うとともに、公園内の草刈りや樹木の剪定など、トイレ清掃、施設の維持管理の経費となっております。  主な歳出といたしましては、消耗品、光熱費など113万7,000円の需用費、遊具保守点検業務や不動の滝カントリーパークの指定管理料など870万3,000円の業務委託料、公園施設の維持管理や浄化槽維持管理など311万6,000円の施設管理委託料、遊具修繕や公園の除草工事など1,327万9,000円の工事請負費を計上しております。  次のページ、111ページになります。土木費、都市計画費、公園費、その他公園の維持管理業務でございます。予算額533万1,000円、全て一般財源となっております。事業の概要といたしましては、都市整備課の管理するその他の公園の維持管理となっております。主な歳出といたしましては、消耗品や光熱水費など325万9,000円の需用費、施設維持管理や浄化槽維持管理など205万5,000円の委託料を計上しております。  ページ戻りまして、概要書110ページになります。土木費、都市計画費、都市下水路、都市下水路事業でございます。こちらについては令和3年度より建設港湾課の所管となります。予算額904万全て一般財源となっております。事業の概要といたしましては、三豊市都市下水路条例に基づき、松崎都市下水路のしゅんせつ工事及び施設の維持管理業務となっております。主な歳出といたしましては、消耗品や光熱水費など283万2,000円の需用費、施設維持管理や汚泥処理など620万8,000円の委託料を計上しております。  以上、新年度予算の概要について説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 白川建築住宅課長。 ◯白川建築住宅課長 建築住宅課の白川でございます。  建築住宅課では、令和3年度の予算といたしまして、7事業で1億5,264万1,000円の予算をお願いするものです。前年度当初予算と比較いたしまして、1億675万円の減額です。  減額となった主な原因については、住宅建設事業の仁尾浜地区解体・周辺整備工事が令和2年度で完了し、8,269万7,000円が減額となったためです。  令和3年度の主な事業といたしましては、空き家等対策事業に5,049万7,000円、住宅管理事業に8,107万7,000円を予定しております。詳細については高田課長補佐から説明させます。よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 高田建築住宅課長補佐。 ◯高田建築住宅課長補佐 建築住宅課の高田でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、令和3年度一般会計予算案のうち、建築住宅課として予算要望しています事業に係る予算内容につきまして、着座にて御説明させていただきます。  最初に、議会事務事業評価対象事業となっている空家等対策事業について御説明させていただきます。  予算案の概要104ページの最上段を御覧ください。予算額5,049万7,000円のうち、特定財源は国・県の補助金と雑入の3,250万円、一般財源は1,799万7,000円です。事業概要は、周辺に危険を及ぼすおそれのある老朽危険空き家の除却に対する支援を行っています。また、前回調査より5年が経過し、市内空き家の現状を把握する必要があるため、2回目となる空家等実態調査を実施します。主な予算科目は、委託料として、空家等実態調査業務委託料などに1,781万1,000円、負担金、補助及び交付金として、老朽危険空き家除却支援事業20件分の補助金3,200万円を計上しています。  次に、令和3年度重点施策のうち、建築住宅課所管の事業について御説明させていただきます。  103ページをお開きください。重点施策は最下段、事業名、民間住宅耐震対策支援事業です。予算額1,300万円のうち、特定財源は国、県の補助金963万円、一般財源は337万円です。事業概要は、昭和56年5月以前の旧耐震基準で建築された民間住宅の所有者または居住者が耐震診断及び診断結果に基づき計画された耐震改修工事を実施する場合、その費用に対して一定額を支援する事業です。予算科目は負担金、補助及び交付金として1,300万円を要望しています。内訳は、耐震診断を20件、180万円、耐震改修工事を10件、1,000万円、簡易耐震改修工事を2件、100万円、耐震シェルター等設置工事を1件、20万円を要望しています。  それでは、これより重点施策以外の事業について御説明いたします。  2段目、事業名、建築総務費を御覧ください。予算額299万1,000円のうち、特定財源は5万円、一般財源は294万1,000円です。主な予算科目は、職員の時間外勤務手当に270万円などです。  次に、104ページを御覧ください。3段目、事業名、営繕事業です。予算額507万4,000円で、その財源は全て一般財源です。事業概要は、各課から依頼を受けて行う市有建築物の営繕工事に係る設計監理事業です。主な予算科目は、給料として会計年度任用職員分352万1,000円を計上しています。  次に、111ページを御覧ください。2段目、事業名、住宅管理事業を御覧ください。予算額8,107万7,000円のうち、特定財源は住宅使用料等の8,028万9,000円、一般財源は78万8,000円です。事業概要は、住宅に困窮する低所得者に対して低廉な家賃で賃貸することを目的として建設された市営住宅の維持管理を行います。主な予算科目は、需用費として、団地内共有部分の光熱水費と修繕料などで3,115万2,000円、役務費として、浄化槽のくみ取り手数料や火災保険料などで290万4,000円、委託料として、公営住宅管理システムの修正保守や各団地の浄化槽維持管理料などの業務、施設管理料で1,659万円、工事請負費として、施設解体工事などで2,957万4,000円を計上しています。  以上で、令和3年度一般会計予算案のうち、建築住宅課として予算要望いたしました事業についての説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 執行部の説明は終わりました。  ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。  19番 浜口恭行委員。 ◯浜口委員 104ページの空家等対策事業についてお聞きいたします。  まず空家等実態調査、これは前回調査より5年が経過しているという説明がありましたが、ということは5年ごとにこの調査をやるんですかというところが1点です。  それと、前回調査から、エビデンスといいますか、検証などはしているんでしょうか。例えば前回の調査では、特に粟島とか志々島などで非常に空き家率が高かったように思いますが、これらに対して、島だったらちょっと補助率のアップも考えないかんと私は思うんですけど、そういう島等々の空き家の解消につながっているのかどうか、その検証をされているかどうかをお聞きいたします。
     もう一点は、前回は自治会の見守りの事業があったと思うんですが、空き家実態調査をするのであれば、その見守りについては今後どうしていくのかなということもお聞きしたいと思います。  それと103ページ、民間住宅耐震対策支援事業、これは昨年とか、その前の年よりも予算額が若干減っているような気がするんですが、これは、南海トラフ地震などが予想される中で、成果が出ているから減っているんですか。その辺りをお聞きしたいと思います。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  白川建築住宅課長。 ◯白川建築住宅課長 浜口委員の御質問にお答えいたします。  空家等実態調査を5年ごとに行うかという1問目の質問でございますが、空き家の実態調査を前回28年にいたしまして5年が経過しました。そして、実施計画のほうを5年ごとにつくっておりまして、その基礎資料といたしまして活用したり、5年間たちますと大幅に空き家の数とかも変わっていると想定されますので、5年ごとに行いたいと考えております。  また、2問目の前回の調査の検証をしたのかということでございます。確かに詫間地区の粟島とか志々島のところは空き家の率が高うございました。残念ながら粟島、志々島に対してどれだけというのは承知が今現在はできていない状態でございます。こちらについては考えていきたいと考えております。  それと、3番目の自治会の見守り活動でございますが、こちらについては対象の自治会が130余りありまして、取り組んでいただいた自治会のほうが18でございました。これは昨年度も18ということで、なかなか多くの自治会が取り組んでいただけなかったというのが実態でございます。こちらについては、3年度は予算的には計上しておりませんが、空き家が増えておりますので、こちらのほうは新しい形でまた考えていかせていただいたらと思います。  それと、103ページの耐震のほうの予算が減っているということで御指摘いただいた点でございますが、こちらについては確かに今年度、3年度予算のほうは減っております。こちらについては昨年、令和2年度の実績が、コロナとか、ある程度耐震に意欲があった方が取り組まれたというのもあったりして、実績が減っておりました。それで予算のほうもちょっと今回減らしております。  ただ、先日も大きな地震が東北のほうでありましたので、今年度は耐震に向けてPRを進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。  6番 石井勢三委員。 ◯石井委員 111ページの住宅管理事業なんですけれども、市営の、まず市の住宅の戸数というか、それがどのぐらいあるのか。それと現在、今、現状として入居率というのはどのぐらいを示しているのかを教えてほしいのと、大体、広さと収入等もあるかと思うんですけど、家賃はどのぐらいの推移でやっているのか、それを教えてください。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  白川建築住宅課長。 ◯白川建築住宅課長 現在、市営住宅といたしましては572戸ございます。そして現在、市営住宅のほうは70%余りの入居率でございます。それというのは、耐震の関係もありまして、耐震がないところについては、出られた方の後、入れていないという状況もございます。  それと家賃でございますが、市営住宅につきましてはかなりばらつきがありまして、安いところは3,000円とか5,000円のところから、5万円ぐらいのところまで、いろいろ広さとか収入によって変わっております。  以上でございます。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。  6番 石井勢三委員。 ◯石井委員 今、答弁の中で、出られた方は耐震等の、耐震強度のあれがあって、補充はしてないということなんですけれども、実際そうしたらまだ十分、耐震の補強などは完全ではないという状況なんですか。 ◯水本委員長 ただいまの質疑に対し、執行部の答弁を求めます。  白川建築住宅課長。 ◯白川建築住宅課長 石井委員御指摘のとおり、耐震についてはまだ十分にできていない建物が多数ございます。今から、それらについては市営住宅の長寿命化計画に基づき建て替え、また耐震のある建物への住み替えというのを進めていきたいと考えております。  以上です。 ◯水本委員長 執行部の答弁は終わりました。ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯水本委員長 ほかに質疑もないようですので、建設港湾課、都市整備課及び建築住宅課に関係する質疑を終わります。  以上で、建設経済部及び農業委員会事務局に関係する議案第15号、令和3年度三豊市一般会計予算中の関係部分についての審査を終わります。なお、総括質疑、討論及び採決は本委員会最終日に行うことといたします。  次に、議案第23号、令和3年度三豊市港湾整備事業特別会計予算について、審査を行います。  執行部の説明を求めます。  菅野建設港湾課長。 ◯菅野建設港湾課長 それでは、令和3年度の港湾整備事業特別会計予算額は、港湾の基本施設に対し港湾機能を効率的に発揮させるために必要な埠頭用地、上屋、荷役機械などの各港湾施設を、利用者の要請に応じる体制を確保し、維持管理を行うことを目的としております。歳入歳出とも、予算規模2,500万円を計上しております。  詳細につきましては森課長補佐から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 森建設港湾課長補佐。 ◯森建設港湾課長補佐 建設港湾課の森でございます。  それでは、予算案概要書に沿って御説明させていただきます。着座にて失礼いたします。  予算案の概要の198ページをお開きください。  最上段の事業名、港湾管理費。詫間港における港湾事業の円滑な運営と適正な維持管理を行うもので、予算額1,612万2,000円、財源は県委託金、港湾使用料などです。主なものは、需用費、詫間港岸壁の街灯等の電気料金、施設設備等修繕など434万2,000円、委託料、港湾使用料徴収事務委託料など318万4,000円、積立金、詫間港港湾施設整備管理基金700万円です。  次に、上から3段目、事業名、港湾施設費。市が管理する経面1号岸壁に設置している25トンジブクレーン関係の予算で、予算額801万5,000円。財源は起重機使用料などです。主なものは、需用費、ジブクレーン電気料金、修繕料などで115万円、委託料、ジブクレーンの起重機運転業務委託料など371万3,000円、工事請負費、ジブクレーンの修繕工事312万7,000円です。  以上で令和3年度三豊市港湾整備事業特別会計予算案の説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。 ◯水本委員長 執行部の説明は終わりました。  ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯水本委員長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終わります。  以上で、議案第23号、令和3年度三豊市港湾整備事業特別会計予算についての審査を終わります。なお、総括質疑、討論及び採決は本委員会最終日に行うことといたします。  以上で本日の審査を終了いたします。なお、総括質疑、討論の発言通告書の提出期限は3月22日月曜日午前10時となっておりますので、お間違えのないようにお願いいたします。  次回は明日17日午後1時30分からの開会となります。御審査お疲れさまでした。               〔午後 3時42分 閉会〕             ──────────────── Copyright (c) MITOYO CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....